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シェフ、ディナー復帰のお知らせ

2014/5/27
 皆様

 この度の事故に於いては、ご愛顧頂いているお客様には大変ご心配をお掛け致しました。また、入院中、シェフ不在という前代未聞の3ヶ月間、お店を守ってくれたスタッフや関係者の方々には多大なるご迷惑を掛けてしまいました。改めてお詫び申し上げます。

 たくさんの方より温かい励ましを頂き、大きな原動力となり、退院後のこの1ヶ月、リハビリとランチタイムを、先ずは両立できるようになりました。そして、義足も入り、少しずつですが、自力での歩行も可能になってまいりました。現在も通院中ではありますが、リハビリと装具でお世話になっているのが、パラリンピックの選手の装具も手掛ける日本一と云われている専門病院で、自宅から車で3分という近距離にあるで、定休日にはしっかりとリハビリに励んでおります。

 そして、体力の回復も確実に感じ、いよいよ、この度のディナー復帰を決断しました事をご報告させて頂きます。

 4ヶ月間のディナー不在中、お客様へのお食事やサービスはスタッフ一丸となり全力で臨んでくれていましたが、入店を制限させて頂いたり、常連のお客様には、シェフ不在の旨をお伝えした上で、できる限りご期待をお裏切らない様、努めてまいりましたが、どうしても行き届かない部分がありましたら、事後ではありますが、お詫び申し上げます。逆に、私が不在だからこそ、ご来店頂き、お店を支えてくださったお客様のお陰で、こうして事業を継続させて頂いている事には、深く深く御礼申し上げます。

 また、今回の事故を抜きに考えても、7年目に入り、今まで以上のお皿を作り上げたい!との思いを、自身に掲げていましたが、加えて、こういう身体になってみて、はじめて見えてくる事を色々と経験できています。18歳から、ずっとこの世界で仕事をし続けてきて、現在は経営者である一方、朝から晩まで一日中お店の中にいるスタイルは、時に、自分が井の中の蛙である事も感じます。そんな折、突然3ヶ月の入院でしたが、私にとっては今までなかなか実行出来なかった、良書を読んだり、のんびり家族と話し合ったり、人の情けや温もりを感じたり、と、当たり前な事かもしれませんが、ゆっくりとした時間のなかで、じっくりと感じることが出来ました・・・

 今回の復帰を「再出発」と位置づけ、料理感だけでなく、周囲の方への接し方、物の価値の測り方、未熟な自分の成長のさせ方、を今一度見つめ直していきたい、と強く感じています。そしてそれらが今後の料理にどう反映されていくのか、個人的にも楽しみです!

 長くなりましたが、最後に皆様にひとつだけお願いがあります。当店はブラッスリーというカジュアルなお店ではありますが、ご来店の際はできる限りご予約をお願いできますでしょうか? 今まで以上に精一杯の準備をし、今まで以上におもてなしの気持ちを感じて頂ければ、と考えております。7年目、改めて進化を目指してまいりますので、今後ともご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

2014年5月27日
目白 Brasserie La・mujica 梶村 良仁
(C)BRASSERIE MEJIRO